くろいぬの矛盾メモ

旧・はてなダイアリーから移行しました。現在は「モフモフ社長の矛盾メモ」 をたまーに更新しています。

学園ものの主人公が片親または高校生で一人暮らしな理由


学園もののライトノベル、マンガ、ゲームの主人公(男子高校生)
の設定には共通点があります。
 
 
昔から良くあるパターンが、以下の3つ。
 
 

  1. 怖いとか無愛想だと誤解され、クラスの皆からは敬遠されている。
  2. 家庭の事情が複雑で、高校生なのに一人暮らし、もしくは片親。
  3. 女性は苦手だけど、近所に世話焼きの幼ななじみ、隣に住む可愛い同級生、またはブラコンの妹や姉がいる。

 
 
 
これらの主人公の設定は、すべてがライトノベル、マンガ、ゲームの読者層が抱えている、
「人間関係」、「自立」、「恋愛」
と言う3大コンプレックスと、うまく折り合いを付けられるように計算されています。
 
 
つまりこれらの主人公設定は、ごく平凡で内向的な読者が
自己正当化をするための言い訳なのです。
 
1.「クラスで敬遠」は、自分が周囲となじめない理由を正当化しています。
 
「俺がクラスとなじめないのは、(主人公と同じく)自分を表に出すのが
下手で周りに誤解されてるから」という言い訳が成り立ちます。
「俺はそのままでいい。理解してくれない周囲が悪い」という自己肯定につながり、
心の負担を軽減してくれるわけです。
 
 
2.「片親、一人暮らし」は、自立していない理由の正当化です。
 
あなたが知っている学園ものの、主人公が片親 or 一人暮らしである率を
考えてみてください。驚くほどの比率になっています。

ライトノベルに見る親子関係の稀薄さ
http://d.hatena.ne.jp/hobo_king/20070613/1181724840


そして大半の作品では、これらの複雑な家庭環境は単なる舞台設定、
キャラ設定であり、物語の中核となるテーマにはされていません。

この設定には、2つの目的があります。
ひとつは、物語を進めやすいという書き手の都合、そしてもうひとつが
この記事のテーマである「コンプレックスの正当化」です。
 
単に片親だったり、高校生で一人暮らしという設定だけで、自立心が強そうに見え、
思春期の恋愛描写や非日常的冒険の邪魔になる、親の心配や家族への甘え属性が
軽減されるのです。
さらに、家庭環境が複雑な読者には共感を与え、普通の家庭で育っている読者には
「いざとなったら俺だって出来る」ということで、今の時点で自立できていない
読者自身の言い訳にもなるわけです。
つまり、「俺が苦労しているのは(主人公と同じく)家庭環境が複雑だから」、
「俺が自立できてないのは、(主人公と違って)うるさい親がいるから」
という言い訳が成り立ちます。
 
 
3.「女の幼なじみ、ご近所、ブラコン姉妹」は、モテない理由の正当化です。
 
学園もののラノベ、マンガの主要読者層は、たいてい女性とのコミュニケーションが苦手です。 
だから、女性の扱いがうまい普通の男を主人公にすると、物凄いバッシングが起きます。
かといって女性が苦手な主人公が、学園ハーレムを築いてしまうのはリアリティが無さ過ぎる。
だから、努力ではどうにもならない生まれつきの環境や、巻き込まれ型にする必要があるわけです。
つまり、「俺が女と接するのが苦手なのは、(主人公と違って)可愛い幼なじみや、
隣に住む同級生や、優しい姉や妹がいないから」と言う言い訳が成り立つわけです。
 
 
このように学園ものの主人公像というのは、今の自分がダメな理由を、
自分の努力以外に責任転嫁しやすい設定にすることで、読者層の立ち位置
や性格を大きく改善しなくても、夢を見られる構造になってます。
 
 
 
さらに、「日常を変えるきっかけ」というのも、常に外からやってくるイベントです。
主人公自身は、いつでも完全に受け身の立場。
これが、空から女の子が降ってくる、的な巻き込まれ型の典型です。
  
 
 引越し、転校、絡まれる、許婚、勧誘される、手違いで選ばれる、親の借金のカタに、
 実は特別な血を引いている、海外の親父から荷物が届く、跡継ぎ、事故にあって生き返る、
 道端で何かを拾う、動物や老人を助ける、子供の頃の約束、異世界召還、etc
 
  
これもつまり、「俺が変われないのは、きっかけが無いから」という言い訳になります。
ファンタジーの特徴は、努力や継続ではなく、無自覚の出自やきっかけ至上主義であること。
  
ある日、主人公が思い立って日常の生活パターンを改善する努力をし、
積極的に行動をしたら、半年後には友達や彼女が出来た、
なんて話は絶対に売れません。
リアル過ぎて、夢が見られないから。
 
 

まとめます。 
 
共感を得る主人公像は、ダメな自分の境遇やコンプレックスを正当化してくれて、
さらに幸運が舞い降りたら夢が見られる設定。
 
これが、共感を得るための主人公設定のポイントです。
 
 
この辺りをおさえておけば、中高生だけじゃなく、中二病患者全般に受ける
主人公が作れるのではないでしょうか。
  
解決するコンプレックスを、「職場の人間関係」、「収入と自己実現」、「恋愛と家庭(結婚)」
などに変えてみると、大人向けの魅力的な主人公像も作れるかも知れませんね。
 


続編です。わかりやすい解説付き。
■[恋愛][創作]男を奮い立たせる「魔法の言い訳」 (続・学園ものの主人公が片親〜)

http://d.hatena.ne.jp/shields-pikes/20081124/p1


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プレゼン資料作成テクニックのまとめ(企画書、提案書など)


元ネタ、というかフォーマットを借りました。文系の方向けに。

プログラミングテクニックのまとめ - プログラミング日記
http://d.hatena.ne.jp/morchin/20080922#p1

とりあえず思いついたもののまとめ。
クライアント向け提案書、社内向け企画書に関わらず有効なものを。


まずは、ベーシックなものから。


  • 議論のスコープ(論点)をなるべく狭くしろ

最小単位なら、1ページ1メッセージ原則。資料全体なら、1提案1ゴール原則。他は利害関係の異なるプレイヤーを同時に口説こうとするな(提案フェーズを分けろ)とか、押し付けをせずに顧客からヒアリングしたニーズを第一に意識せよなど。とにかくスコープは重要かつ意外と奥が深い。スコープに関係するポイントは、経営面でのメリットだけに終始して話を決裁者に通す担当者のメリットを忘れると前に進めない、まず多少不恰好でも与件定義(オリエンテーションヒアリング内容をまとめると、解決すべき課題はこれですよね、という確認)が大事、など。


  • 同じメッセージの紙(ページ)を2度以上作るな

要は過去資料からコピペをしろ、統計データ+メッセージは万能、など。自分の場合、使いまわしだけでなく特化した方が顧客へのコミットメントが明確になる場合(重要な顧客の場合)、新しく書いたり、かなり加筆することもある。特に、遷移イメージ図、運用体制図など、個々の事例によって微妙に異なる図の場合、各要素の名称まで汎用的な内容でわざわざ無難にまとめて、それを元に説明するのは本末転倒。何度も使う紙の場合、顧客名などを「●#顧客名#●」などと記して全置換できるようにテンプレ化しておくのも良い。


  • 提案ストーリー内でのわき道への分岐を減らせ

他は主となるストーリーだけで最後まで貫け、既存のスキーム同士を無理に組み合わせるな、など。わき道への分岐は論点がブレるだけでなく、資料の汎用性を損なう原因にもなる。もしくは、1つの提案ストーリーやスキームの中に2つ以上のゴールや目的が混ざってしまっていて、きちんと絞り込めていない証拠。
テクニックとしては、中心となる訴求内容をストーリーにまとめた場合、その他の参考資料は、別資料か巻末にまとめて追い出す。「参考資料」、「再掲」、「別表参照」などの見出しを利用して、顧客の視点がストーリーを外れることを防げる。



次に、自分のセンスや主観的なもの。


  • Simple is the best

他はKISS原則(Keep It Simple, Stupidなどの略)、パレートの法則(80:20の法則)など。私のプレゼン・提案資料作成における座右の銘である。提案資料は初稿を作る時間より、読み返して図を整えたり微修正を加える時間の方が何倍も多いと言われている。誤字脱字や概念図の間違いなどは論外だが、細かい図のクオリティや色合いの統一などに時間をかけても、効果は薄い(大企業、アパレル系など、資料としての美しさを重視するクライアントもいるが、提案初期は叩き台で問題ないだろう)。
少し話はズレるが、仕様書、一覧表、テンプレート、リストなどの実務資料が重要になる実装フェーズでは、サマリー的な資料よりも実務担当者が使う情報を漏らさず全部入れた詳細な資料の方が重要になると思われる。もちろんExcelの添付など、用途に応じてファイルを分けたり最適な形式を選ぶのが重要。

  • オープン化(汎用資料化)の原則

よくナレッジマネジメント指向の原則みたいに書かれているが、ナレッジ蓄積の目的に限らず、提案資料は基本的にそうあるべきだと思う。ただし汎用性を最重要視して、顧客別のカスタマイズを行わないのは本質的ではないとも思う。ページを追加するたびに既存のページのストーリーを修正しないといけないのは、全体のストーリーが複雑になっている証拠。もしそういう傾向があるならページ追加のたびに資料全体の複雑さもうなぎのぼりに上がっているはず。基本的に、ページ追加はなるべく別表的なアプローチで行えるべき。すなわち別表化や参考資料化。


  • ケースバイケース

他は、バランスの問題、など。こういう言葉は嫌いだが、ほとんどのケースにおいては、発表する人のキャラクターも影響するし、ケースバイケースであると思う。100%守るべき原則というのは非常に少ない。例えば、時間がないプロジェクトや使い捨て資料で汎用性にこだわってもしょうがない。状況によって何を優先させるべきかで資料は変化する。


  • 1つのオーサリング(資料作成)ツールを極めろ

他はいろいろな単機能ソフトを使い分けろなど。この意見はいろいろなソフトを使い分けろと対極な考えであると思われるかもしれないが、私から見れば同じことである。つまり、テキストエディタ、連続文字列生成(Excelのオートフィル機能が神)、文字列一括置換、フローチャート図作成、画像キャプチャとトリミング、カットイラスト(通称:ポンチ絵)の管理、グラフ作成などは、用途に合ったいろいろな単機能ソフトを用いることで効率化出来るが、オーサリングツールはPowerpointExcelかWordあたりから、自分の使いやすいものを選べ、ということである。ショートカットは奥が深い。ひとつのソフトを極めれば極める程すばやく資料が作成出来るようになる。業務の効率化に終わりはない。


  • 提案のフェーズを意識せよ

ソースコードの階層はフラットではない。関数呼び出しを重ねていくとだんだん上の階層になってくるが、上と下の関数は明らかに意味が違う。私は以下のように分類している。一番下の階層がアプリに依存しない汎用的な処理(ライブラリ)である。次の階層が分野(ドメイン)に特化した汎用的な処理(ライブラリ)である。次の階層がアプリ自体の処理(業務ロジック)である。フレームワークなども考えるともっと階層化されるかもしれない。しかしこの程度でも意識するのとしないのでは、ものすごく違いが出ると思われる。



他は気がついたら追記していく予定。


元のフォーマットに合わせすぎてるところもあるので、
ネタはつかみだけにして、これから随時加筆修正して行きます。
追加のご意見は、コメント欄やブックマークコメントにお願いします。


 

谷崎とか川端だって、遊女とか病死とか、そんなんばっかりだぜ?


これは、さすがにケータイ小説への冒涜じゃないかと思う

「あたし彼女」現代語訳
某人が「あたし彼女」を5ページで挫折して読めなかったそうなので、かんたんに現代語訳してみました。
(中略)
私はアキ。23歳です。

わりと顔がよくてモテる方なので男をとっかえひっかえして生きています。

過去に子供を2回ほど堕ろしたり、不倫して相手の奥さんに刺されたこともありますが…まぁ過去のことです。

実家暮らしで、その時の男の稼ぎに頼ったりもできるので、働いてはおらずいわゆるニートです。


「あたし彼女」の原文はコチラ


小説ってのは、文体変えちゃダメだってば。
テーマやモチーフなんて、何千年前から変わらない。
恋愛と失恋、略奪と闘争、愛するものの死、結婚と妊娠、友情と家族愛などなど。
要は理不尽な世の中への憤りと、人間関係の矛盾や葛藤、そして赦しがあればいい。


そもそも名作ってのは陳腐なテーマだからこそ、時代や国を超えられるわけだ。
一方で、同時代性を映しこんだ特異な文体こそが、その時代に書かれる必然性
を示すもので、まさに作家表現の核となる部分。


この現代語訳を読んで、全部わかった気になってる人が多くてびっくりした。
これじゃ映画のストーリーを要約して手書きのパラパラ漫画で書き直したようなもの。
それ観て納得されちゃ、作者もたまったもんじゃないだろう。


恋空の時に同じようなことを書いたので、引用してみる。

恋とホストのケータイ小説のが、熟年不倫小説よりも文学だよ

小説ってのは、本来フトコロが広いメディアだ。
散文を主体に構成されていれば、どんな文体でも、どんな構造でも、どんな媒体に載せても成立し得る、もっとも広義な表現形式が小説の魅力だ。
別に、文語体で社会性のあるテーマで、なんて条件は無い。つうか、昭和時代の文壇の老人かよ。


逆にケータイ小説って、自称本好きが良く読む凡百の推理小説なんかより、よっぽど私小説で純文学っぽいんだけどな。
それとも、表現形式が書簡(この場合は、メールね)や手記(ブログね)をベースにした口語体の純文学っぽいのに、扱っているテーマが高校生の恋愛とかホスト話とかで、低俗で陳腐って言う批判なのかな。


でも、思春期の悩みなんて、いつの時代もおんなじだろうに。みんな昔は中高生だったことを忘れちゃうんだな。
テーマが恋愛とホストと風俗と病死ばっかり、って意見があるけど、谷崎とか川端だって、遊女とか病死とか、そんなんばっかりだぜ?

一番言いたいのは、これ。

谷崎とか川端だって、遊女とか病死とか、そんなんばっかりだぜ?


今ってたぶん、史上最大の素人小説ブームなんだよね。
百万人以上の若者がケータイで小説書いてる状況って、異常だ。
まあ、今までノートに密かにポエム書いてたのが、ネットに移った
だけかもしれないけど。


もっと競争して、この時代ならではの表現が磨かれて行くといいなあ。
それまで、生暖かく見守って行こうよ。

特殊記号をカンタン入力!【きごコピ】をリリース

www.copypastecharacter.com という海外サイトにインスパイアされて、
新しくサイトを立ち上げてみました。


【きごコピ】記号一覧(コピペ用)


http://kigou.mbpc.jp/


「きごコピ」とは、「記号一覧(コピペ用)」の略です。


変換しにくい特殊な記号(ハートとかギリシャ文字とか罫線とか)を
一覧を見ながらコピペしたい時に使うと便利なサイトです。


海外サービスにしても、ここまで明確なオマージュは初めてなので個人的に新境地です。
でもドジョウって、だいたい2匹目までは生きられるらしいので、やってみました。
半分ネタですが、半分本気でオリジナルのモバイル新展開も考えています。

今後の進化にご期待ください。


※元ネタサイト

特殊文字をコピペするためだけの『Copy Paste Character』 〜 百式
http://www.100shiki.com/mt/mt-tb.cgi/3445

芸能人の好みを答えたら「面食い」って言われた。アホか!!


飲み会や何気ない雑談の中で、たまに「好みの芸能人」を聞かれる。


と言っても、「高田純次」とか「細野晴臣」とか「タモリタモリ倶楽部出演時限定)」とか
そういうことを聞きたいわけじゃないと思う。
好みのタイプの異性の芸能人を知りたい、ってことだと思う。


で、正直に、長谷川京子伊藤美咲相沢紗世川村ゆきえとかって答える。
すると、たいてい「面食いですねー」とか「美人系ばっかり!」とか言われる。
奥菜恵なんて言おうものなら、かなりのバッシングを受ける。

050 月刊 奥菜恵 Special (一人一冊ビジュアルシリーズ)川村ゆきえ refreshing [DVD]美―伊東美咲写真集KYOKO‐WIND京風―長谷川京子写真集



ええええ、なんで????
だって、芸能人なんて観賞用でしょ?


付き合うわけじゃないし、美しい外見以外に、何を求めるって言うの?
見るだけなのに、なんで性格の良さを求めるの? なんなの? アホなの?
そもそも性格なんて顔だけでわかるわけないし、一緒に飲んだら楽しそうとか、
男を騙してそうとか、実は頭良さそうとか、意外と家庭的とか、知ったことじゃない。


綺麗どころの芸能人なんて、綺麗に撮られた写真や映像を見てるだけで
なんとなく幸せ(眼福)になれれば、それでいいの。
なのになんで、芸能人に外見以外の要素を求めるの?
本当に付き合う異性の好みが聞きたいんなら、そう言えばいいのに。




ついでに言えば、ミスコン否定する奴もアホ。


外見がいいのは、生まれ持った才能のひとつ。
それでも磨く努力をしないと綺麗にはなれないけど、全国レベルの戦いになれば
生まれつきの骨格や顔のパーツの配置がものを言うのは当然のこと。
それなのに、「人間を外見だけで判断するコンテストは差別」とか言う。


アホかと。
それじゃ、「人間を100m走の速さだけで判断するコンテスト」とか
「人間をテストの出来だけで判断するコンテスト」とかも差別じゃないのか、と。



ミスコンに外見以外の審査項目があるのは、優勝した人がそのままタレントや女優や
モデルや外交親善大使になる契約だったりするから、仕方が無い部分はある。
でも本当は、純粋に美しさだけのコンテストをして欲しいんだけどな。


ものすごく性格悪そうで、ものすごく頭も悪くて、全然空気も読めないし、借金まみれだし、
歌もダンスも才能ないけど、むしゃぶりつきたくなるような顔とスタイルの美人とか。


そういう人こそ、ミスコンで掬い上げられるべきだ。
どんなに綺麗でも付き合うのは勘弁だけど、観賞用としての商品価値があればいい。
まあ、タレントとしての活動は無理だから、グラビア専門かもしれないけど。



それにしても、「好みのタイプの芸能人」を聞いておきながら、
相武紗季って、サバサバしてそうでいいよね」、「新垣結衣って性格も良さそうだよねー」
とか言う、女子からのコメントの意味が、まったくわからない。

新垣結衣 写真集 まっしろ相武紗季写真集(DVD付)『10代 ~AIBU LOVE LIVE FILE~』


まあ確かに、実際に付き合う相手なら、高飛車で近寄りがたい美人系よりも、親しみやすい
タイプの方を選ぶかも知れないが……。


ああ、そうか。


そうだったのか!
今気づいた!!!



俺は、付き合いたいタイプの女性を、具体例を挙げて説明するチャンスを
今まで逃していたのか!!


美容院で、「ラーメンズ片桐仁みたいな髪型にして下さい」とか、
スキマスイッチのアフロの方みたいな髪型にして下さい」って
言うのと同じことだったのか!
(これも、恥ずかしくて言えないんだけど)



学習しました。


アホは自分でした!!!
今度からは、付き合ってるイメージが想像できるタレントを例示します。
付き合いたい子のタイプは、あまり一定しないんだけど頑張ります!


でも、一方で純粋に美しさだけを競うコンテストを見てみたいのも確かだ。
幸薄げで、散り急ぐ華のような美人が、生涯で最高に輝く一瞬を。


 相沢紗世

新聞社で読者投稿欄の原稿修正をしてた者ですが

 ※このエントリから1年後の続編はこちら → 「インターネットは必ずしも「生の声」のメディアではない」
 

大学時代、某新聞社で読者の声欄の原稿修正の手伝いをしていた。


もともとは、催事紹介などの雑多な記事を書いたり、電話番をしたり、
郵便物や資料の整理をする仕事としてバイトを始めた。


無記名や宛先が不明確な封書の開封と仕分けも、自分の役目だった。
当時は余り意識してなかったが、爆弾とかカミソリが入ってたら危なかったわけだ。
幸いなことに、在職中にそういうことは無かった。


癒着や横領など内部告発系の手紙も、結構来てたのを記憶している。
ただし、投稿者連絡先が書いてないものは即捨てることになっていた。
記名のものは記者に渡され、事件性がありそうなら連絡を取って確認をしていた。



他にも、『私はヨーロッパの○○国の王妃です。大臣と軍部が手を組んで私の命を狙っています』
と言う切実な訴えを流暢な日本語で問い合わせて来る女性とか、政治に対する不満を365日欠かさず
ハガキ一面に筆書きで送ってくる老人とか。
あと、テレビに関する問い合わせや不平不満が寄せられることも多かった。
たぶん、新聞にテレビ欄が載ってるからだと思う。

インターネットが普及する前だったこともあり、世の中のことは全て新聞社に聞けばわかる、
みたいに思われてる風潮があった。そんなこと無いのに。
※当時は、モデム付きのワープロ専用機で原稿を書き、本社サーバーに送っていた。



話が大幅にそれたが、仕事を続けているうちに、記者さんの一人と仲良くなり、
文章談義などを交わすようになった。
そんな中で、読者の声欄の原稿を直す仕事も頼まれるようになった、というわけだ。


ここからが、ようやく本題である。
この話を書こうとしたきっかけは、以下のエントリーだ。


昨年のことだが、朝日新聞の「声」欄に投稿した。何日かして電話があった。
(中略)
見ると、大幅な書き直しである。これは私の文章ではない。私の「声」ではない。了解取りつけの電話がきたので、その旨伝えた。
(中略)
これでは読者の声をねじ曲げ、事実と異なった方向に誘導したことになる。投書欄というコップの中の出来事かも知れないが、メディアがもつ、やらせ、捏造の体質に、これでいいのかという疑問が残った。些細なことかもしれないが、この程度のことは日常茶飯のことなのかもしれない。


メディア・ここまで「捏造」するか大マスコミ


つまり、読者投稿した文面が大幅に書き直されたことへの不満の声である。
実際の文章がどう変更されたかも、リンク先で読める。


この修正を、どう思うだろうか。
私、くろいぬとしては、特に問題ないレベル、と思うのだが。



新聞社にいた時、読者原稿を修正する時の注意する点として、
何度も言われたことは以下の3つ。


1.読者の意見を変えるな
 → 主観的で偏った意見であっても、読者の「言いたいこと」を変えてはいけない。

2.最も大事なテーマだけに絞り込め
 → 言いたいことを1つに絞り、繰り返しや無駄な例示、脱線部分などを削る。

3.誰が読んでもわかる文章にしろ
 → 文体を整え、指示語を減らし、誰が読んでもわかるように具体的な情報を盛り込む。


つまり、読者の主張を変えずに、より多くの人に意味が伝わるように
わかりやすく直してるだけだ。
当然、投稿者には修正済みの原稿を送り、最終確認を取る。


プロの作家相手じゃあるまいし、何度も推敲を重ねてやりとりをする
暇なんてないので、文章の細かい部分に必要以上にこだわってくる読者
だった場合、お断りすることもある。


今回不満を訴えている修正例の場合は、主に3.の具体的な情報を盛り込む部分で、
追加説明が詳しくなりすぎたのが、原因だと思う。
とは言え、「痛みを伴う改革」と言ったのは誰か、その後もそれを引き継いでいるのは
誰か、という事実関係を明確にしないと、この主張はハッキリしてこない。
そこで、具体的な名前を明示するのは捏造にあたらない。


たぶん、文章を半分以上変えられたのが、単純に嫌だったんだと思う。
その気持ちはわかる。でも、捏造とか偽装改竄とかとはちょっと違うよなあ。
プロの作家にさえ編集者がついてるのに、素人の我々が編集を拒むって何事だ、と思うわけで。


はてなブックマークコメントでも、そういう意見がメインかと思ったら、
捏造だ!っていう、投稿者を擁護するような声もあったりしたので驚いた。



今も、新聞社がこんな調子でやってるかどうかは、知らない。
会社によっても違うだろうし。
でも、編集者が勝手に原稿を書いてるいいかげんな雑誌の読者投稿コーナーや、
自作自演が簡単なネット上のコメントよりは、ずっと誠実だとは思う。



なんか、最近みんな、目立つ人や大企業に対して怒りっぽすぎるよね。
まあ、これが格差社会ってことなのか。


叩かれまくりの倖田來未の騒動にしても、悪いのは倖田來未じゃなくて、
収録番組なのにあの発言をカットしなかった番組ディレクターでしょう。


生の声は、編集しないと万人向けのコンテンツにはならないんだよ。
生の声は、結局は対面コミュニケーションか、アングラなメディア止まり。
政治家の講演会だって、生の声が録音されてそのまま外に出るだけで暴言扱いになる。


もっと、編集の重要性を認識した方がいい。
逆に生の声なんて、どんなこと言ってもおかしくない、ってことでもっと大目に見るべき。
政治家も歌手も企業の社長も、しゃべりのプロじゃないんだから。


逆に生放送、生発言の時代になると、しゃべりのプロだけがもてはやされる傾向を危惧している。
なんか、ケネディの選挙の頃みたいな話だな。



このブログも長くなったんで、誰か編集してください。

 
※1年後の2009年4月7日に、この記事の続編書きました。こちらも是非。
■インターネットは必ずしも「生の声」のメディアではない
http://d.hatena.ne.jp/shields-pikes/20090406/p1

 
 
【この記事を読んだ人には、以下の記事も向いてる予感がします】
【新s】ニュースの格付け作業なんて専門家にアウトソースすべき - くろいぬの矛盾メモ
【提案】青少年を守る、携帯フィルタリングよりも有効な手段 - くろいぬの矛盾メモ



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青少年を守る、携帯フィルタリングよりも有効な手段


未成年が、親の目の届かない場所で不特定多数の成年と対面することは、
多くの青少年事件の発端となる。このことに、異論は全く無い。
子供の安全を守るためにも、未成年と成年の出会いは国を挙げて阻止すべきだ。


しかし、このような事件の芽を阻止する目的の、未成年向け携帯フィルタリング規制は、
非常に見当はずれの施策と言わざるを得ない。
犯罪と関係ないサイトまでも規制される、検閲や言論統制にも似たルールもひどい。
しかし一番許せないのは、この施策が未成年の出会い抑止には、非常に効果が薄いことである。


なので、これから非常にシンプルかつ有効な代替案を提示したい。


有害サイトフィルタリングよりも、青少年の事件防止により効果的で、
青少年自身もより納得できる方法だ。


※ちなみに、未成年フィルタリングとは、20歳未満のユーザーが公式サイト以外の勝手サイトや、
mixi、モバゲーなどコミュニティサイトにも一切アクセス出来なくなる、という規制のこと。
総務省の指導で、各携帯キャリアとも2〜3月に導入開始(未成年の新規加入者と希望者が対象)。
7月には導入完了(全ての未成年の加入者に自動的に適用)の予定だが、規制が厳しすぎるため緩和の動きもある。
詳しい顛末については下記参照。

【参考】「あまりに急」「検閲では」――携帯フィルタリングに事業者から不満続出 - ITmedia News



さて、携帯フィルタリングよりも有効な、青少年保護の手段。
その具体的な方法とは、


未成年名義の携帯電話にかぎり、
電話とメールの相手先に制限をかけること。


これだけだ。



詳しく、説明しよう。


1.未成年名義の携帯電話からは、原則的に自分と年齢差が
前後2歳までの相手としか、メールと電話の受発信が出来ない。


というルールを定め、法的強制力を持って、全てのキャリアに導入させる。
ちなみにこの年齢差という発想は、モバゲーが導入しているメール制限を参考にした。
しかし、これだけだと親兄弟との連絡も取れなくなってしまう。


そこで。


2.保護者からキャリアに届け出た電話番号とメールアドレスのみ、
 未成年の携帯端末との受・発信制限を解除する。


家族や親戚も含め、それ以上の年齢差の契約者との連絡が
必要な場合には、メールアドレスと電話番号をまとめて、親がキャリアに
対して申し込む。
すると、その相手とはメールも電話も出来るようになる。
多くのキャリアが導入している、「良くかける通話先の割引オプション」などと、
セットの仕組みにしてもいいかもしれない。
連絡先の追加も解除も、ショップに親と子供が2人で立ち会う必要がある。
※ここがポイント


そして、最後に。


3.ミニメール、フリーメール、メール転送、電話転送、1対1のチャット、伝言ダイヤル、
 ボイスメール、IP電話など、メールや通話の代替の機能を持つサイトへのアクセスと、メールの送受信を
 未成年に限りすべてフィルタリングする。


ようやくここで、未成年フィルタリングの出番。
これで、ほぼ完璧だ。



この方法のメリットは、たくさんある。


1.未成年の危険な出会いを阻止するのに最も効果的な方法である。

 → 仮に出会い系やコミュニティサイトが携帯から見られなくなったところで、
  家や学校やネットカフェのPCからアクセスすれば出会い系にアクセス出来てしまう。
  つまり、実効性が全く無い。
  すぐに電話やメールに移行してしまえば、もう阻止するものは無い。
  一方で、相手との携帯メールや通話が出来ないとなると、見知らぬ人との
  待ち合わせは非常に困難になる。

  携帯サイトを通じた出会いの抑止効果だけではなく、PCや街でのナンパなど、
  全ての接点において、抑止効果が非常に高い。
  どんなに文化が変わろうと古今東西、連絡先の交換こそが出会いの鍵だからだ。



2.親が、子供の学校外の交友関係を把握出来る。


 → 別に学校内で同年代の交友関係なら、子供のプライバシーを尊重してあげてもいいと思う。
  だが、年齢差がある知人との関係は、時には援助交際、恐喝、薬物使用、または
  暴力団との接点など、犯罪のきっかけになりやすい。

  そこを親がしっかり把握し、管理しておくことで、事前の予防が出来る。
  年齢差のある異性との交際を禁じているわけではない。
  年が離れている場合に限っては、しっかり親公認の交際にすべきだと言うことだ。
  また連絡先の追加を、親子同伴で携帯ショップに出向くというイベントにすることで、
  子供の交友関係についての新たな対話のチャンスが生まれるだろう。
  そして、何よりも子供の安全管理責任の根本を親が握る、という仕組みがすばらしい。



3.未成年にとって貴重な自己表現・コミュニケーションの場を奪わない。


 → 思春期に、自分の居場所を親や大人から、一方的に奪われてしまったら。
 そのトラウマ、恨みは、長く尾を引く。
 今の小中学生にとってモバゲーなどのコミュニティは、ドラえもんの空き地
 みたいなものだ。

 その空き地に、小学生狙いの変態が出没するからと言って、空き地自体を
 閉鎖してしまったら、子供たちはどう思うだろうか。
 さらに、携帯サイトのフィルタリングは、言論統制・検閲につながりかねない。
 そもそも、コンテンツ内容をドメインで判断するのは不可能だ。
 書籍で例えれば、成人向け雑誌を1冊でも出している出版社の書籍を、
 すべて未成年販売停止にするような、実に乱暴な方法だ。
 そして、別ドメインを立てればいい、という非常に抜け道の多い方法でもある。
 公式サイトしか表示されないというのも、コンテンツ業界の健全な発展を阻害する。
 世界に先駆けて発展した日本のモバイルコンテンツ市場は、強い国際競争力を
 秘めていた。そんな成長の芽をつんでしまうのは、国家としての大きな損失だ。



4.スパムやチェーンメール、個人情報さらしの抑止効果も


 年齢差があると届かないため、不特定多数へ送られるチェーンメールなどの
 迷惑メールの勢いを止める効果が期待出来る。
 また、掲示板やプロフサイトなどに個人情報を晒した際の被害を、最低限に
 抑えることが出来る。
 また、今も導入されているメール受信のドメイン指定は、未成年に限って
 デフォルトで外せないようにすべきだと思う。
 そもそも、今導入されようとしているフィルタリング規制では、PCのプロフ
 サイトに自分の携帯アドレスを書き込めば、簡単に出会えてしまう。
 通話とメールの受信規制の方が、圧倒的に抑止効果が高い。



リスクについても、分析してみよう。


1.未成年名義の端末が裏取引される可能性


この方法を採用した際に、もっとも警戒すべきなのは、
「女子高生と連絡可能な携帯回線、20万で売ります」「17歳名義の携帯端末、10万で買います」
などといった、未成年名義の携帯端末の高値売買である。
未成年名義の携帯は、非常に入手しにくいこととから、
借金のカタに自分の子供の携帯の名義を売る親や、小遣い稼ぎに
自分の携帯を回線ごと売る未成年が現れる可能性もある。
売買ともに特殊なケースなので、絶対数としては少ないだろうが、オークションサイトの
監視などを始め、法規制も含めて対策を考える必要があるだろう。



2.抜け道について


・未成年名義の携帯を大人が持つと、未成年にアクセス可能。
 → 今でも携帯名義が裏で売買されてるそうなので、あり得るだろう。
 回線単位での売買をされると、どんな規制をしても意味がなくなる。
 未成年フィルタリングだって、所有者名義が異なっていたら、効果が無い。


・大人名義の携帯を未成年が使っている場合は、効果なし。
 → 年の離れた彼氏などが、専用に買って渡してくれた場合は無効である。
 ただ、同年代と話せない大人名義の携帯だけを持つわけがないので、2台持ちになるだろう。
 これは、子供が見慣れない携帯を持ってないか、親が監視するしかない。
 未成年フィルタリングだって、所有者名義が異なっていたら、効果が無いのだから。


・メール転送サービスなどの、頻繁な監視が必要。
 → 必ず規制の網を潜り抜ける業者が現れる。電話からメールへの転送とか。
 ただし、サービス内容が限定されているので、有害サイトを見張るよりは簡単。


・その他
 技術面については、実現性なども含めて詳しい方のご意見を
 お待ちしております。



3.浪人生、留年生がかわいそう


例えば大学受験で3浪すると、現役合格した同期の新入生から、
メールや電話が受けられない。これはかなり悲しい。
まあ、2浪までに合格しないと大変、と思わせるのでいいことかも。
そもそも基準となる年齢を20歳未満ではなく、大学生や社会人になる
節目となる18歳未満にした方がいいのかも知れない。



そもそも、フィルタリング規制は、誰を何から守ろうとしているのか。


フィルタリングで未成年が制限されるのは、ネット上のコミュニケーション
と情報だけだ。
むしろ規制すべきなのは、リアルな出会いではないのか。


情報に規制をかけることの弊害も気になる。
コミュニケーションの場や、サークルを取り上げられた子供たちは、
人間関係の悩みや、恋愛や性の相談をどこでするのだろうか?


フィルタリングを抜けてくるのは、高度なスパムテクニックを持つ裏サイト群だ。
健全化に年間数億をかけるような優良コミュニティサイトへのアクセス制限された
子供たちは、必死に見つけ出した怪しげなスパムサイトに溜まるようになる。
つまり、地下に潜るだけなのだ。


四角四面な、ドメイン単位でのサイト規制は、スパム業者には全く効力が無い。
第一、ドメインとコンテンツは、全く何も関係ないはずだ。
著名な芸能人や文化人のブログだって、ある日突然に有害情報サイトに
早変わりする可能性を常に秘めているのだ。


本来は、義務教育でネットリテラシーを教えて、親がもっと子供に関心を持てばいいだけのこと。
画一的な規制に実効性は無く、アクセス可能な場所を求めて子供たちがより暗い深みへ潜るだけ。
禁酒法で、密造酒を作るマフィアの収入だけが潤ったのと同じ構造だ。



前から、何度も言っていることがある。


「ゲーム禁止の家庭、その後は」という記事へのブックマークコメントで書いたことだ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/1204/158943.htm


悪書を禁止するだけで、しつけが出来ると思うのは親の怠慢だ。
子供は、隠れて楽しむだけである。
それよりも、悪書の代わりに、面白くてためになる広いジャンルの良書を
山ほど与えてやれば、悪書にハマらない。
媒体を超えて、子供に良作を教えてあげるのが親の役目なのだ。



あなたは、子供に見せてもいい健全な携帯サイトをいくつ知っていますか?
モバゲーの代わりになる、子供たちの居場所を教えてあげられますか?
そんなことも知らないで、政府と携帯キャリアにまかせっきりにしていいんですか?


綺麗なものだけしか見せないように、温室の中で育てた子供が、
成年になった途端に親元を離れ、猛獣のいる野に放たれる。
何の情報も無く、予備知識もなく。こっちの方がよっぽど怖い。


ここまで見当違いな施策を、政府と通信キャリア主導で進めようとしているのは、
既得権益のための締め出しなど、他に意図があるんじゃないかと勘繰ってしまう。
NGNとかのこともあることだしね。


■追記

モバゲー、ついに「健全サイト」として認定:MarkeZine(マーケジン)
http://markezine.jp/article/detail/5398

「モバゲー」と「en 高校生」、EMAの“健全サイト”認定
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/09/16/20870.html

EMA、モバゲーなどを「健全サイト」認定 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/16/news097.html

わざわざフィルタリングを導入して、なおかつモバゲーを健全と認めた流れには、
非常に違和感を感じる。もっと言えば、大きな利権の流れを感じる。
これでは、モバゲー内での全ての活動がお墨付きをもらったようなものじゃないか。

サイトが危ないんじゃない。サイトが不健全なんじゃない。
子供との出会いを求める大人が、危なくて、不健全なんだ。
直接接触の根っこさえ絶ってしまえば、子供の文化や好奇心をつぶすことなく、
多くのことが解決出来るというのに。